皆さんこんにちは。普通科1年3組担任の三好加代子です。
じめじめとした6月を迎えていますが、いかがお過ごしでしょうか。
新学期から早くも3ヶ月あまりが過ぎました。相変わらず元気で明るいクラスです。団結力は抜群です。人が褒められると共に拍手を送れるすてきな生徒たちです。生徒たちにはこの季節、雨に咲く紫陽花を見て憂鬱な気分にならないで、この雨がもたらす恵みを感じられる人になってほしいと思います。その場かぎりの現象を捉えるのではなく、それに続く現象を期待できる人になってほしいのです。雨がなければ渇水という水不足に悩まされる夏を迎えなければなりません。この長くじめじめした梅雨の季節のおかげでおいしいご飯や野菜を口にすることができるのです。長い視野で物事を考えることができれば人生はもっと楽しく前向きに生きられるのではないでしょうか。
そんなことを考えていた昨今、ミッションスクールの我が校では「聖母を讃える日の集い」を5月30日に市民会館にて、全校あげて開催しました。1年生の生徒にとっては初めての体験でしたが、カトリック精神を学んでいる生徒として、集会から午後の折り鶴の糸通しまで、しっかり行事に取り組むことができました。1日の活動を通じていろいろなことを感じた生徒たちの思いをここに載せておきます。太田神父のお話やミサを通して、異口同音にこの日の活動を喜び、感謝の気持ちを持つことができたことを感謝したいです。
[聖母の日の集いに参加して]
○初めての体験でしたが、聖カタリナ女子高等学校の一員であることを誇らしく思った。
また神父様のお話もわかりやすく、ケツメイシの歌詞をもう一度読んでみようと思った。
○「アーメン」の意味がより深いものであることがわかった。次からこの言葉の意味も考
えて言おうと思った。
○自分が今こうして生きていること、また、物にあふれ、恵まれた環境の中にいることなど
たくさん感謝しなければいけないと改めて見直すことができました。
○特に私が守りたいのは、「感謝」「ねぎらい」「謝罪」の3つです。
常に何かをしてもらったら「ありがとう」と感謝、悪いことや間違ったときには素直に「ごめ
んなさい」と言えるように頑張っていきたいです。
○いつもお弁当を作ってくれている母にとても感謝したいです。
○今私がここに存在しているのは四六時中母が見守ってくださったからです。まず生んで
くれたこと、常識を教えてくれたこと、病気もせず、元気に育ててくれたことを感謝したい
です。イヤになったり、腹を立てたりすることもあったと思うけど、投げださないであきらめ
ないで今日まで育ててくださったこと「ありがとう」と言いたいです。
○人間は3,4歳まで放っておかれたら「すぐに死ぬ存在であること」ということをあらため
て感じました。私は覚えてなくても、たくさんのひとの愛情に包まれ、たくさんの人にお世
話になってここに存在しており、また親にとっても、私はかけがえのない存在だと感じま
した。世の中で、ただむかついた、ウザイとかでたくさんの事件が起きているのは悲しい
ことです。